日本超音波医学会
第37回中部地方会学術集会
会長:山本徳則
(名古屋大学医学系研究科泌尿器科)
このたび日本超音波医学会第37回中部地方会学術集会ならびに第20回講習会を9月25日(日)に名古屋国際会議場 に於いて開催する運びとなりました。このような機会を与えて下さいました熊田 卓 運営委員長はじめ運営委員各位に心より感謝申し上げます。
今年も、名古屋大学付属病院の隣にある日本さくら名所100にも選ばれる鶴舞公園の桜林は昨年より5日ほど早く開花し、2週間ほどで満開になり散って、新芽が吹き初夏を迎えようとしています。
私事ではありますが、臨床では、私はコンタクトコンパウンド走査の時代から基礎研究では80チャネルの血流速度波形測定超音波装置の開発と腎動脈と動脈硬化の進展で博士号を取得し、臨床、基礎の道を歩んで参りました。現在、脂肪幹細胞再生の造影超音波での血流評価、そして前立腺エラスガイドラインを JUMSにPublish(in press)し、泌尿器科専門医試験の担当として超音波学会に尽力をつくして来ました。その間、検査・装置の進歩と共に検査対象も広がり、血管や整形外科領域にも拡大し、超音波検査士も、体表臓器・循環器・消化器・泌尿器・産婦人科・健診・血管の領域別の認定となっています。これらを踏まえ、大会テーマを「超音波の活性化」として、各領域の最前線でご活躍の先生方にご講演をお願い致しました。必ずや超音波への熱き思いと超音波の魅力(有用性)を語っていただけるものと思います。
現在、オリンピック、リニアの影響で名古屋駅の開発が活性化しています。名古屋にて開催される中部地方会が、会員の皆様方の知識や技術の習得と共に情報交換の場と成り、皆様方の更なるご活躍の一助になることを心から願っております。
ここに皆様のご支援をよろしくお願い申し上げますともに、皆様方多数のご応募とご参加を心よりお待ちしております。