日本超音波医学会
第41回中部地方会学術集会
会長:安田鋭介
(鈴鹿医療科学大学大学院 医療科学研究科)
春の暖かさを感じる季節となりましたが、会員の皆様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
この度、日本超音波医学会第41回中部地方会学術集会ならびに第24回講習会の開催をお受けすることになりました。微力ではございますが全力を尽くし、重責を果たす所存でございます。会期は、令和2年9月6日(日)、鈴鹿医療科学大学 白子キャンパスにおいて実施すべく、現在 鋭意準備を進めているところでございます。このような機会を与えて下さいました運営委員長 廣岡芳樹先生はじめ運営委員各位に心より感謝申し上げます。
今回の大会テーマは、「近未来の超音波診断」としました。世界に先駆けた人工知能(AI)のディープラーニングに資する日本超音波医学会発の質の高い超音波画像(肝腫瘤や乳腺腫瘤など)のデータベース構築が進められている今日、日常診療における超音波診断の精度はさらに高まることが期待されます。また、日々進歩する超音波装置の技術開発により、日常診療に占める超音波検査の重要性の高まりが感じられ、検査技術者には検査を行うに必要な正常解剖、生理、疾患の知識に加えて、疾病を示す高品質の超音波画像を捉えるプローブ走査技術を培うための深い造詣が必要です。本地方会では、各領域の最前線でご活躍の先生方にご講演をお願い致しました。会員皆様の知識を深め、超音波診断能の向上の一助になるものと願っております。また、必修講習会も計画しておりますのでこの機会に是非とも受講していただければと存じます。
鈴鹿市は、三重県の北勢部に位置し、東は伊勢湾に面し、西は鈴鹿山脈で滋賀県に接するほか、亀山市、四日市市、津市に接しております。道路ネットワークは、東名阪自動車道と新名神高速道路、国道1号、国道23号、国道306号などの幹線道路を軸とし、名古屋市から比較的近い距離にあり、近鉄電車でお越しの皆様には白子駅から学会会場までシャトルバスの運行も行います。「鈴鹿」の名は、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されるモータースポーツの聖地として、国内のみならず世界各国から圧倒的な知名度がございます。さらには、「海から山まで、豊かな自然」、「知名度の高いレジャー・集客施設」、「特色ある学科を有する鈴鹿医療科学大学などの教育機関」、「ものづくり技術」、「鈴鹿墨や伊勢型紙などの伝統工芸技術」などもございます。
会員皆様には、地方会のもう一つの楽しみである観光の「ひととき」をお過ごし下さい。
ここに皆様のご支援をよろしくお願い申し上げますとともに、是非お誘い合わせの上、本会にお越しいただけると幸いです。皆様から多数の演題応募とご参加を心よりお待ち申し上げます。
令和2年3月吉日
日本超音波医学会 第41回中部地方会学術集会
会長:安田鋭介
(鈴鹿医療科学大学 大学院 医療科学研究科)