日本超音波医学会
第42回中部地方会学術集会
会長:安田鋭介
(鈴鹿医療科学大学大学院 医療科学研究科)
春の暖かさを感じる季節となりましたが、皆様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
さて、昨年順延した日本超音波医学会中部地方会第42回学術集会ならびに第25回講習会の開催をご案内いたします。微力ではございますが全力を尽くし、重責を果たす所存でございます。会期は 令和3年9月5日(日) 鈴鹿医療科学大学 白子キャンパスにおいて実施すべく、現在 鋭意準備を進めているところでございます。この機会を与えて下さいました運営委員長 廣岡芳樹先生はじめ運営委員各位に心より感謝申し上げます。
大会テーマは、「近未来の超音波診断」としました。世界に先駆けた人工知能(AI)のデープランニングに資する日本超音波医学会発の質の高い超音波画像のデータベース構築が進められている今日、日常診療における超音波診断の精度はさらに高まることが期待されます。また、日々進歩する超音波装置の技術開発により日常診療に占める超音波検査の重要性の高まりが感じられ、検査術者には検査を行うに必要な正常解剖、生理、疾患の知識に加えて疾病を示す高品質の画像を捉えるプローブ走査技術を培うための深い造詣が必要です。本会では、各領域の最前線でご活躍の先生方にご講演をお願い致しました。皆様の知識を深め、超音波診断能の向上の一助になれば幸いです。また、必修講習会も予定しておりますのでこの機会に是非とも受講していただければと存じます。なお、本会の開催に際しましては、COVID-19の感染状況を見据えて来場者への万全の安全対策やWeb配信の活用など、十分な感染症対策を実施いたしますことを申し添えます。
鈴鹿市は三重県の北勢部に位置し、東は伊勢湾、西は鈴鹿山脈で滋賀県、また亀山市、四日市市、津市に接しております。道路ネットワークは、東名阪自動車道と新名神高速道路、国道1号、国道23号、国道306号などの幹線道路を軸とし、名古屋市から比較的近い距離にあり、近鉄電車名古屋駅から白子駅までは40分でございます。「鈴鹿」の名は、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されるモータースポーツの聖地として、国内のみならず世界各国から圧倒的な知名度がございます。さらには、「海から山まで、豊かな自然」、「知名度の高いレジャー・集客施設」、「特色ある学科を有する鈴鹿医療科学大学などの教育機関」、「ものづくり技術」、「鈴鹿墨や伊勢型紙などの伝統工芸技術」などもございます。皆様には、もう一つの楽しみの「ひととき」を過ごし下さい。
ここに皆様のご支援をお願い申し上げますとともに、お誘い合わせのうえお越しいただけると幸いです。多数のご応募と一人でも多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げます。
令和3年3月吉日
日本超音波医学会 第42回中部地方会学術集会
会長:安田鋭介
(鈴鹿医療科学大学 大学院 医療科学研究科)