
日本超音波医学会
第40回中部地方会学術集会
会長:橋本千樹
(藤田医科大学 肝胆膵内科)
日ごとに春めいてまいりましたが、会員の皆様にはお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。
このたび2019年9月8日(日)に日本超音波医学会第40回中部地方会学術集会ならびに第23回講習会を名古屋国際会議場に於いて開催する運びとなりました。このような機会を与えて下さいました廣岡芳樹運営委員長はじめ運営委員各位に心より感謝申し上げます。現在鋭意準備を進めているところでございます。
私事となりますが、今から26年前、半田市立半田病院で研修医として働き始めました。その時、廣岡芳樹先生が週1回代務で半田病院にみえており、腹部超音波検査、超音波内視鏡検査を教えていただいたのが私の最初のエコーとの関わりでした。大学に帰局してからも引き続きご指導いただき、最新の超音波診断技術を使用し胆膵疾患の診断、研究を行いました。特に三次元USでは、超音波医学会奨励賞の受賞や博士号を取得させていただきました。また、用語診断基準委員会の膵癌診断基準検討小委員会委員、腹部超音波がん検診のカテゴリー判定に関する小委員会委員や地方会委員として日本超音波医学会に尽力をつくして来ました。これからも倦まず弛まず超音波医学会の発展のために貢献していきたいと思います。
さてこの26年の間にも、日進月歩の超音波装置、技術により、日常診療に占める超音波検査の重要性は日々高まっていると感じています。しかし、診断精度の高い超音波検査を行うには、正常解剖、生理、疾患、エコー所見、超音波技術などに関する術者の深い造詣が必要です。これらを踏まえ本地方会では、各領域の最前線でご活躍の先生方にご講演をお願い致しました。会員の皆様方の知識を深め超音波診断能の向上の一助になるものと願っております。
ここに皆様のご支援をよろしくお願い申し上げますともに、是非お誘いあわせの上、本会にお越しいただけると幸いです。皆様方多数のご応募とご参加を心よりお待ちしております。
2019年2月